タイヨウのうた

★★★★☆


初日に観てきました。
感想はひとこと、とっても良かった。
小泉監督は25歳の新人監督。
主演は演技がはじめてのYUI
全部が初々しくって、まっすぐでとても素直な映画でした。
今、変な作為のある演出をする映画って多いけど、この映画はただストレートに描かれた純愛っていう感じがして、だからこそ観てるひとの涙を自然に誘う。
薫役のYUIは、意外にも表情が豊かで本当にかわいい。
演技は、未熟なところもあるけれど、それが気にならないくらい表情や言い回しが魅力的でした。これから女優もやっていけるんじゃないかなーと思うほど。
相手役の孝治を演じる塚本くんは、ちょっと頼もしくなるくらい演技が安定していました。
硬派なんだけど、優しくて、ちょっとおバカで笑える孝治。
薫とのシーンはどれも思わずニヤちゃうくらいかわいくて、とっても素敵だった。
2人のシーンはどれも孝冶が薫のことを後ろからしっかり見守ってる感じがするんだよね。そこが本当に良い。
YUIが雨音薫として歌う「Good-bye days」もじんわり胸が熱くなる。
薫が最後に言う「死ぬまで生きるって決めたんだから」ってセリフがいつまでも印象に残っています。
薫と孝治の雰囲気は観ないとわからないから、ひとりでも多くの人に観てもらいたいなあ。
そう思わずにはいられない、映画でした。
ああ、わたしも恋がしたい!