ハチミツとクローバー


★★★☆☆
あゆがデジカメを首からいつもさげてて、真山の寝顔とかいつでも撮れるようにしてるのがすーごいかわいくて、さっそく真似してデジカメにネックピースつけた。

て感じで、取り急ぎ。くわしい感想はまたあとで!横浜いってきまっす!



8/15追記
ちょっと辛口かもです。映画を観て意外に原作に思い入れがあったことに気付いてしまったもんで!
今週でシネコンとかは公開終了だそうなので、思いっきりネタバレします、ご注意を。


まずは星3つな理由は、やっぱりまちゃぴこ=ハチクロは無理があったってとこかなあ。ところどころ完全に“まちゃぴこ節”なんですよ、セリフがね。「…なんつって」とかさ(笑)これはピカンチでもよく出たセリフだけどさ、あゆにそれを言わせちゃいかんよ。
あとわたしは加瀬真山のビジュアルはさいこーに好みだったわけですが、なんであんなにストーカーキャラなの??加瀬くんはクランクインのときに漫画は読まずに臨んだって言ってたのであんな真山になってしまったのは、脚本の所為ですよ。仕方ない。でもあれはないよーあんなの真山じゃない。でも仕方ないね。
さて、肝心の本編ですが、予告でよくながれてる「人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった」ってとこまでが超はやいの。開始5分強くらいで竹本ははぐちゃんを見て恋に落ちるのです。なんていうか、そこまでが無駄にテンポが良すぎるのね。で、テンポがいいならいいなりにやり方があると思うんだけど、その恋に落ちてからがお話の流れが中途ハンパになっていく。ハチクロって、両極端な話じゃないですか。物凄くゆっくり描くか、はたまたコメディ色を強くしてテンポ良く展開していくかっていう。原作の世界観で言うと完璧前者なんですけど。その点映画はわかんないの。設定だけ原作通りであとオリジナルストーリーってとこが映画の売りだとは思うんですけどねーうーーーん。そのへん苦しいとこです。
って思いながら観てて、わたしこれ最後まで観れるかな?とまで思ってきちゃったんですけど、後半はすごく良くなった。あゆが真山の背中で「すき」っていうとことかキュンってしたし、竹本がはぐちゃんのために森田さんにビシっと言うとこはよかったし。でも映画館で初めて予告編を観たときに込み上げた涙とか、胸が苦しくなる感じとかは正直本編にはなかったです。残念だった。
結局、ハチクロの世界はやっぱり羽海野さんにしか描けないんだと思います。極論になっちゃうけど。
でも役者さんはみんなはまってた。翔くんは竹本だったし、“普通”にしようとすると棒読みっぽくなるとこも純朴な感じがすごく出てたし、はぐちゃんをお昼に誘うとことかは思わず笑っちゃうくらい可愛かった。蒼井優ちゃんは不思議なくらいはぐっぽくて、流石女優さんだなって感じで貫禄充分。伊勢谷くんはまんまで森田さん。加瀬くんと関めぐみちゃんは前述のとおり。
あと、なんか全体的に音楽が合ってない気がしたなあ。あんなにいい主題歌とエンディングテーマも結局流れるのはエンドロールだし!なにそれ!みたいな(笑)
ま、なにがいいたいかと申しますと、実写になんかしない方が良かったけど、どうしてもしなきゃなんないんだったら監督と脚本が違うひとだったらもっといい映画ができたよきっとってことです。すいませんね、こんなこと書きたくないけど、わたしが見た限りこれが正直な感想ですよ。こんだけ長く語っといてあれですけどね!
でも、櫻井くんはほんとにとってもよかったですよ!とっても竹本でした!