エデンの東 5月2日(月)19:00

私は今まで松本潤という人の演技の幅をここまでだ、って勝手に決めつけていたんだと思います。ぎゃふん。
なんて書いていいのかわからないくらい余韻に浸ってしまってます。
1幕が80分、2幕75分という公演でしたが全編体当たり。
まさに魂までこめて演じてる感じで千穐楽までもつのか...ってちょっと心配になるくらい。
でもそんなキャルから鈴木裕美さんのいってた「格好悪さ」ていうものが存分に出ていて切なくもありました。
カンパニー全体もよくまとまっているように見えたし、きちんと稽古の期間でみんなで作り上げてきたんだなという感じ。
小橋くんのアロンは模範生らしく清楚で真面目で、でも後半キャルに抱き始める嫉妬みたいなものの表現がとても巧いなと思いました。
水谷さんのアブラは可愛くて、でもとても強い面を持っていてとても素敵な女性でした。
今日のカーテンコールは3回。
お辞儀するときの笑顔はいつもどおりで何だか妙に安心しました。
とにかくよかった。
次は6日のマチネ。これがこれからもっと良くなっていくのが観られるんだと思うと嬉しくて堪りません。
ファン冥利に尽きます、ほんと。
私はこれからきっと生涯松本さんのファンだろうと確信した夜でした。